夏に咲く切り花20選。長持ちさせるコツもご紹介します

ヒマワリの花束を持つ女性

厳しい暑さにも負けず、太陽の下で生命力あふれる花々が花開く夏。皆さまは夏の花と聞いて何を思い浮かべますか。夏の花の代表、ヒマワリでしょうか。それとも初夏の訪れを告げるアジサイでしょうか。

春や秋に比べてそこまで種類は多くありませんが、夏は色鮮やかな花色や、独特の形状をしたインパクトのあるものなど、エネルギッシュな花々が最盛期を迎えます。また、一年を通して生花店で見ることができるポピュラーな花の中には、本来は夏に開花するものも存在します。

今回は、生花店に入荷する初夏〜夏に咲く切り花をたっぷりとご紹介します。

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この記事の執筆者

青山花茂本店スタッフ

東京・表参道にある宮内庁御用達の生花店です。花一輪一輪を大切にお作りしたアレンジメントや花束、名人達が丹精こめて育てた蘭鉢や花鉢など、最高品質のフラワーギフトを全国へお届けしています。1904年の創業時より培ってきた、花の知識やノウハウを綴っていきます。

切り花が日持ちしにくい夏。長持ちさせるコツは?

夏の花々 

夏は切り花が持たないというお声をよく耳にします。おっしゃる通り、梅雨から夏にかけて気温と湿度が高くなる時期は、花の蒸散活動が活発になることに加え、雑菌も発生しやすいので、花が傷みやすくなります。

生花店ではキーパーと呼ばれる冷蔵庫で花を保管して鮮度を保ちますが、一般のご家庭ではそうはいきません。他の季節に比べてどうしても切り花の日持ちが悪くなってしまう夏ですが、少しでも長く楽しむために以下の点に気をつけていただければと思います。

水換えは毎日行う

夏は水が腐りやすいので、2日間水換えを行わないだけでずいぶんと水が傷んでしまいます。水換えは毎日行うのが基本ですが、朝晩それぞれ水を換えても良いくらいでしょう。毎日水換えを行い、雑菌が繁殖しないよう、花瓶の水を清潔に保ってください。

直射日光が当たるなど暑すぎる場所は避ける

切り花に日光を当てるべきか、というご質問をいただくことがあります。根のついた鉢が日光を求めるのは事実なのですが、切り花には直射日光は大敵です。切り花は暑さが苦手なので、直射日光が当たる場所は避け、涼しい場所で管理しましょう。

エアコンの風が直接当たる場所も要注意

涼しい環境をつくるために、エアコンは必要不可欠です。しかし、花は乾燥に弱いため、エアコンの風が直接当たると場所に置いてしまうと、花や葉の水分が過度に蒸散してしまい、萎れてしまうこともあるので注意してください。

エアコンが良くないというわけではなく、エアコンの風の通り道に花を置かないということです。少し配慮するだけで、花の持ちも変わってくると思います。

1年を通して生花店に流通する、夏の花

自然界では夏に開花する花の中には、品種改良ハウス栽培などにより、年間を通して手に入れることができるようになった品種がたくさんあります。青山花茂でも、季節を問わずアレンジメントや花束の花材として使われることが多い「本来は夏に咲く花」をご紹介していきます。

1.アジサイ(ハイドランジア)

ブルーのハイドランジア

本来の開花期:5月〜7月
切り花の流通時期:通年

初夏の季節の代表的な花、アジサイ。アジサイは日本のどこでも見ることができ、関東では5月末から6月の梅雨にかけて開花します。この時期に街を歩いていると、いろいろな場所でアジサイを見かけますね。

生花店で流通しているアジサイの多くは、欧州に渡り品種改良されたセイヨウアジサイという種類です。より大輪で色のバラエティに富み、切り花は輸入品として一年を通して空輸されています。生花店ではセイヨウアジサイという呼び方はせず、英名の「ハイドランジア」の名で呼ばれるケースが多いです。

アジサイについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「初夏の風物詩・アジサイの歴史や種類。日本に自生するアジサイと西洋アジサイの違いとは?」

2.ユリ

ユリ

本来の開花期:6月〜7月
切り花の流通時期:通年

高貴なイメージの存在感を放つユリ。近年では、生産調整によりほぼ年間を通じて入手が可能なものとなりました。私たち生花店スタッフも、ユリが夏の花であることを忘れてしまいそうなほどですが、6月になると原種のヤマユリや、ササユリなどが入荷し、ユリが夏の花であることを再認識します。

上品で凛とした美しさから、プロポーズや記念日に贈る花としても大変人気があります。

ユリについては、以下の記事でもご紹介しています。

参照:「ユリ(百合)の種類や特徴、歴史など。カサブランカとオリエンタルユリの違いとは?」

3.カラー

カラー

本来の開花期:6月〜7月
切り花の流通時期:通年

スタイリッシュで都会的な雰囲気を演出できる花材として、切り花のカラーの人気が急激に高まったのは1990年前後のこと。その頃は白い大輪のものばかりだったカラーですが、今やピンク、赤、黄色、橙色やグリーンに加えて、紫色や黒色まで、さまざまな色のカラーが年間を通して入手可能になりました。

花びらのように見える筒状の部分は、「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれ、花ではなく「苞(ほう)」という、葉が装飾的に変形した部分です。本来の花は、仏炎苞の中央にある棒状の「肉穂花序(にくすいかじょ)」についているつぶつぶの小さいものになります。

カラーについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「個性的な魅力をもつ花、カラー。歴史や品種、選び方のコツや飾り方など」

4.トルコキキョウ

トルコキキョウ

本来の開花期:7月〜9月
切り花の流通時期:通年

トルコキキョウは北米を原産とする花で、今でこそハウス栽培などにより生花店で一年中見かけることができますが、本来の開花期間は7月から9月と言われます。

日本でも品種改良が盛んに行われ、白、ピンク、青紫、淡い紫、淡い黄色、淡いグリーンなど多彩です。花色だけでなく、幾重にも重なるたっぷりの花弁やフリルのついた花弁など、花姿が優雅で上品な雰囲気を持つことから、今日ではフラワーデザインに欠かせない存在となっています。

トルコキキョウは他にも、「ユーストマ」や「リシアンサス」とも呼ばれますが、すべて同じ花のことを指します。

トルコキキョウについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「トルコキキョウ、ユーストマ、リシアンサスって同じ花?呼び名の由来や特徴について解説します」

5.グロリオサ

グロリオサ

本来の開花期:7月〜9月
切り花の流通時期:通年

栄光」や「燃える情熱」などの花言葉を持つグロリオサも本来の時期は夏。炎のような赤に黄色の縁取りがある冠のような花姿が花言葉の由来となっています。

グロリオサに似た花にヒガンバナがありますが、グロリオサはイヌサフラン科(旧ユリ科)グロリオサ属でアフリカ原産、ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属で中国原産なので、原産国も植物分類(科名)も全く異なります。

赤や黄色などの生産量の多い色であれば、年間を通してハウス栽培が行われています。季節を問わず、フラワーアレンジに動きや躍動感を与えてくれる名脇役です。

参照:「グロリオサの魅力を語る。彼岸花との違いや花言葉、お手入れ方法など」

6.スカビオサ

スカビオサ

本来の開花期:4月〜6月、9月〜10月
切り花の流通時期:通年

スカビオサは野山にひっそりと自生し、風に揺れる姿が可憐な草花です。外側の花びらはひらひらとフリルのように広がり、中心部は小花の集合体が丸く盛り上がった特徴的な形をしています。フラワーデザインにおいては、主役の花に寄り添い、ナチュラルな雰囲気を引き立ててくれる名脇役です。

スカビオサは和名を「セイヨウマツムシソウ」といいます。マツムシとは鈴虫のことで、鈴虫が鳴き始める頃に花を咲かせることから、このように呼ばれるようになりました。

夏にしか出会えない花

夏に開花し旬を迎え、生花店でもその時期にしか取扱うことができない花があります。夏の花として最も有名なヒマワリも、そのひとつ。夏にしか出会えない花々は、四季折々の風情を演出する季節の花として、フラワーアレンジに欠かせない存在です。

7.ヒマワリ

ヒマワリ

本来の開花期:7月〜9月
切り花の流通時期:5月〜9月

夏の花といえば、ヒマワリを連想される方も多いのではないでしょうか。

生花店で最も多く流通するヒマワリは、花の中央部分が茶色い通称「芯黒(しんくろ)」と呼ばれる品種と、中央部分がグリーンの通称「芯白(しんしろ)」と呼ばれる品種です。

どちらも品種によって花が「横向き」に咲くものと、「上向き」に咲くものがありますが、業界ではアレンジや花束で使いやすい「上向き」の品種が好まれる傾向にあります。

眺めるだけで夏の気分を味わうことができるヒマワリは、フラワーギフトはもちろんのこと、季節感を演出する活け込みでも大活躍です。

ヒマワリについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「ヒマワリは太陽の方を向いて咲いていない?種類や歴史、長持ちする飾り方をご紹介します」

8.キキョウ

キキョウ

本来の開花期:6月〜10月
切り花の流通時期:7月〜8月

風船のように膨らんだつぼみから、青紫の花を咲かせるキキョウ。日本で古くから親しまれている花で、万葉集や古今和歌集にも登場し、武士の家紋にも用いられました。

キキョウは秋の七草としても有名ですが、切り花として流通するのは夏の時期。白やピンク、八重咲きの品種などもありますが、生花店で購入できるのは青紫の一重咲きの品種がほとんどです。

9.アガパンサス

本来の開花期:5月〜7月
切り花の流通時期:6月

真っ直ぐ伸びた茎に、涼しげな青や紫、白の花を咲かせるアガパンサス。梅雨時期から夏にかけて、街中の公園や道沿い、草原や川沿いなどでもよく見かけられる身近な花です。

アガパンサスは、ギリシャ語で愛を意味する「agape(アガペー)」と、花を意味する「anthos(アンサス)」が語源となり、この名がつけられています。

花壇などで見かける機会の方が多いかもしれませんが、切り花としても夏に出回ります。いけばなでも好まれる花材ですし、アレンジメントなどに用いる際は、花全体を長く使い、高低差を演出することで、リズムや動きなどを表現することができます。

10.クチナシ

クチナシ

本来の開花期:6月〜7月
切り花の流通時期:6月

初夏に涼しげな白い花を咲かせるクチナシ。四大芳香花に数えられ、とても甘く力強いジャスミンに似た香りを漂わせます。

八重咲きの品種は特に花弁の巻きも美しく、ジューンブライドのウェディングブーケなどの花材として使われます。ただ、白い花が茶色く変色しやすく、花が咲く時間も短いため、切り花として取扱いのある生花店は少ない花です。

11.クルクマ

クルクマ

本来の開花期:7月〜9月
切り花の流通時期:6月〜9月

東南アジア原産のクルクマは、花の種類が少ない夏の切り花として重宝されています。花のように見えるものは苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉の一種で、本来の花はその下に小さく咲いています。エキゾチックな花姿でありながら、薄く透き通るような透明感があり、どこか涼しさも感じられます。

ここ数年で品種が増え、色は濃いピンクや淡いピンク、白、グリーンなど、バリエーション豊かになりました。

12.エリンジューム

本来の開花期:6月〜8月
切り花の流通時期:2月〜9月

落ち着いた青い色味が、暑い季節を涼しげに彩るエリンジューム。球状に小花が集まり、そのまわりをトゲのある苞(ほう)が包み込むユニークな花姿です。

生花の状態でも水分量が少なく、乾燥した質感をしているため、ドライフラワーにしても色や形が綺麗なまま残ります

似たような花に「ルリタマアザミ」という植物があります。どちらも球状の花を咲かせますが、ルリタマアザミにはトゲのある苞がありません。また、エリンジュームはセリ科、ルリタマザミはキク科というように植物分類(科名)が異なります。

夏から流通する秋の花

自然界では秋に見頃を迎えるケイトウやリンドウ。切り花としてはもう少し早い時期から出回り始めます。出荷期間も伸び、色も多彩であるため、アレンジメントや花束でも使いやすい夏から秋の切り花として、生花店に並びます。

13.ケイトウ

ケイトウ
左:トサカゲイトウ 右:ウモウゲイトウ

本来の開花期:7月〜11月
切り花の流通時期:7月〜11月

ケイトウは夏の終わりが近づくと生花店に出回り始める、秋の花です。

ケイトウ(鶏頭)と聞くと、文字通りニワトリの頭のようなグロテスクな形状の「トサカゲイトウ」や「クルメゲイトウ」の印象が強いのか、嫌いな方もいらっしゃる印象です。しかし、同じケイトウにもモフモフとしたシルエットや感触の可愛らしい「ウモウゲイトウ」という種類もあり、色も多彩で花持ちも良いため、アレンジメントや花束の花材として重宝しています。

ケイトウについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「ケイトウ(鶏頭)の種類や特徴。ケイトウには花びらがないって本当?」

14.リンドウ

本来の開花期:8月〜11月
切り花の流通時期:6月〜10月

ケイトウと同じくリンドウも秋の花ですが、切り花では6月頃から11月頃まで楽しむことができます。

生花店で流通しているリンドウのほとんどが、花がすぼまって咲く(ほぼ開かない)「エゾリンドウ」をルーツに持つリンドウです。9月になると、花が少し開いて咲くササリンドウ系の出荷が始まるので、花が開くリンドウが好きな方は、秋になってからのリンドウをお楽しみいただければと思います。

リンドウについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「秋の季節を告げる青い花・リンドウ。漢字で“竜胆”と書く理由、歴史や魅力を紹介します」

南国や熱帯地域に咲く、夏の花

南国や熱帯地域などの暑い地域で育つ花は、どこかトロピカルな雰囲気を持ち、鮮やかな花色や個性的なシルエットがお部屋に夏らしさを添えてくれます。南国や熱帯地域が原産の夏に旬を迎える花をご紹介します。

15.アンスリウム

アンスリウム

本来の開花期:5月〜10月
切り花の流通時期:通年

トロピカルなイメージのデザインにも多用される個性的なフォルムで、夏を最盛期とする花の代表格のアンスリウム。原産地はコロンビアグアテマラなどの南米の熱帯雨林で、ジャングルの大木の木陰に生える多年草です。

植物の分類ではサトイモ科ですが、サトイモ科はその花のフォルムが独特。切り花での流通の多いカラーも同じサトイモ科です。

古くから国産・輸入物ともに多く入荷があり、季節を問わず入手できます。最近では、ハート型のロマンチックなフォルムとリゾート感溢れる雰囲気から、結婚式の花束にアンスリウムを使う場合も増えるなど、根強い人気を誇る花です。

アンスリウムについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「花束に使っても映えるアンスリウム。豊富な種類と可愛らしいハート型が魅力的な夏の花」

16.デンファレ

デンファレ

本来の開花期:6月〜9月
切り花の流通時期:通年

インドネシアを原産とする洋蘭の一種で、直立にのびた茎にピンクや白、複色の花を連なるように咲かせます。ハワイの「レイ」の素材としても有名ですね。

正式名称は「デンドロビウム・ファレノプシス」ですが、省略して「デンファレ」と呼ばれています。国産・輸入物ともに安定的に入荷があり、日持ちも良いので、一般の生花店で最も登場する頻度が高い切り花の蘭かもしれません。

デンファレについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「切り花として流通する蘭の花12選。デンファレ、オンシジューム、シンビジュームなど」

17.ストレチア(ストレリチア)

ストレチア

本来の開花期:5月〜10月
切り花の流通時期:3月〜6月、9月〜12月

観葉植物としても人気の高いストレチア。大きくて厚みのある葉と、青い花・オレンジ色の苞(ほう)が特徴の、南アフリカを原産とする植物です。色鮮やかで美しい花姿が「極楽鳥(ごくらくちょう)」に似ていることから極楽鳥花とも呼ばれ、国内では沖縄県などで生産が盛んです。

輝かしい未来」という花言葉を持ち、厄除けなどの風水効果もあるとされているため、縁起の良い新年の花材としてお正月のアレンジメントや活け込みにも活用されます。

18.ヘリコニア

ヘリコニア
本来の開花期:6月〜11月

切り花の流通時期:3月〜6月、9月〜12月

オウムバナ科という科に属しているだけあって、花がまるでオウムのくちばしのようなヘリコニア。コロンビアペルーを原産とし、色鮮やかで、いかにも南国の花らしい見た目をしています。くちばしのように見える部分は花でなく苞(ほう)です。苞は鮮やかな朱色・黄色で、実際の花は苞の中に咲かせます。

通常のアレンジメントよりも、スタンド花や活け込みでボリューム感を出したい時に使われることが多いです。

19.プロテア

プロテア

本来の開花期:5月〜10月
切り花の流通時期:6月〜10月

エキゾチックで存在感のあるプロテアは、南アフリカ原産の熱帯植物です。南半球の乾燥地帯を原産とする「南半球にしか咲かない花」を、日本の花業界では総称して「ワイルドフラワー」と呼んでいますが、プロテアもその一種。

直径20cmほどの大きい花を咲かせる「キング・プロテア」や「クイーン・プロテア」のほか、一回り小さい「プロテア・ビーナス」など品種数は多彩です。キング・プロテアは外の「総苞片(そうほうへん)」がピンク色のものが多いですが、白色のものもわずかに流通しています。

20.ピンクッション

ピンクッション

本来の開花期:5月〜10月
切り花の流通時期:6月〜10月

ピンクッションも南アフリカ原産のワイルドフラワーです。ワイルドフラワーの中では日本での流通量が最も多いといっても良い花で、アレンジメントや花束によく使用されます。オレンジ色の針のような長いおしべが特徴的で、その姿から、裁縫道具の「ピンクッション」になぞらえて命名されたと言われます。

プロテアやピンクッションなどのワイルドフラワーについて、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

参照:「近年人気のワイルドフラワーとは?プロテアなど代表的な種類をご紹介」

夏に咲く花を使ったフラワーギフト

実際には夏の花が多くあることをお分かりいただけたでしょうか?青山花茂でも、それら夏の花を使ったフラワーギフトを多くお作りしています。サマーギフトや誕生日祝い、結婚記念日、ちょっとしたお礼に、季節の花のアレンジメントや花束はいかがでしょうか。みずみずしい夏の花々が元気なお気持ちをお届けします。

暑さに強い花々でお作りした、夏の季節限定のフラワーギフト

ワイルドフラワーのアレンジメント
夏のアレンジメント<フォセット>

赤いプロテアを中央にオレンジのピンクッションや淡いブルーのエリンジューム。さらに多くのグリーンをミックスして、ナチュラルでスタイリッシュな印象に仕上げています。宅配便で全国へお届け可能です。

大人気のヒマワリのみでお作りする色鮮やかな花束

ヒマワリの花束
【お好みの本数指定】ヒマワリの花束

お相手の年齢やゆかりの数など、お好みの本数をお選びいただけます。夏生まれの方に贈るプレゼントや、お祝い、お喜びにもぴったりなインパクトのあるフラワーギフトをどうぞお贈りください。

夏を涼しげに彩る、白とブルーの花束

白いアンスリウムとブルーのデルフィニウムの花束
季節のおまかせ花束【ご予算・花色指定可】

こちらは、アンスリウムを使ったオーダーメイドブーケです。純白のアンスリウムに涼しげな淡いブルーのデルフィニウム、グリーンのエリンジュームなどを合わせた夏のブーケ。細やかで美しい穂をもつスモークグラスや、柔らかな曲線のグリーンスケール、ふっくらと丸いブルーベリーの実などがナチュラルで軽やかな雰囲気を演出しています。

青山花茂では、花選びから受け渡しにいたるまで、専門のスタッフがひとつひとつ丁寧に対応いたします。ご依頼の時期やご用途に合わせて、最適なお品物をご紹介しますので、どうぞお気軽に、ご来店やお電話(Tel:03-3400-0871)でご相談ください。

みずみずしい夏の花をお楽しみください

今回は、夏に咲く切り花をご紹介しました。夏はエネルギッシュで生命力を感じられる花が多く、柔らかな雰囲気の春の花とはまた違った魅力があります。

夏は切り花が日持ちしにくい季節ではありますが、こまめなお手入れや管理に気を配りながら、みずみずしい夏の花をお楽しみいただけたら嬉しいです。

 

この記事の監修者

株式会社青山花茂本店代表取締役社長北野雅史

株式会社青山花茂本店 代表取締役社長

北野雅史

1983年生まれ。港区立青南小学校、慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。幼少期より「花屋の息子」として花への愛情と知識を育む。2006年〜2014年まで戦略コンサルティングファーム A.T. カーニーに在籍。2014年、青山花茂本店に入社し、2019年より現職 (青山花茂本店 五代目)。
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