取引先・法人企業の誕生日祝いに花を贈る。贈り方のポイントやマナーとは?

白いユリのブーケを持つ男性

いつもお世話になっているお客さまの誕生日や、取引先の社長役員など、ビジネス上、関係の深い方への誕生日には、日頃の感謝の気持ちとともにお祝いを贈りたいですよね。弊社でも、法人関係のお誕生日のご用途で、日々たくさんのご注文をいただいています。

今回は取引先や法人の方の誕生日祝いにふさわしいフラワーギフトのご紹介と、押さえておきたい選び方のポイントやご贈答のマナーをご説明します。

ビジネスユースの誕生日祝いにも花は最適な贈り物

ビジネスユースの誕生日祝いにも花は最適な贈り物です。なぜなら、花はどなたにも喜ばれる失敗の少ないギフトだからです。その理由について、以下で詳しく説明します。

個人の好みに左右されず、どなたにも受け入れられやすい

家族や友人に誕生日祝いを贈る場合、直接欲しいものを聞いて贈るという方や、一緒に買いに行くという方もいらっしゃると思います。しかし、仕事の取引先など、法人の方への誕生日祝いとなるとそうはいきません。

欲しいものを直接聞けない場合や、お相手の手を煩わせたくない場合にも、フラワーギフトは最適な贈り物です。食べ物とは異なり、花は個人の好みに左右されにくく、どなたが受け取ってもその美しさにきっと気持ちが華やぐことでしょう

受け取った方以外の皆さまにも喜ばれる贈り物

また、フラワーギフトは、店舗・医院・オフィスを華やかに彩るインテリアにもなるため、法人のお相手にもふさわしい誕生日祝いの贈り物だと言えます。

例えば、あなたがある取引先の社長さま宛にお花をお届けしたとして、オフィスに置いていただければ、その会社の社員の皆さまにもきっと喜んでいただけると思います。

オフィスエントランスの芍薬の活け込み

コンプライアンス的にも花はリスクが少ない

これは以前企業の方に言われたことですが、「コンプライアンス的にも花は贈りやすい」と聞きます。しばらくすると枯れるため資産となることがない点や、口に入れるものではないので食中毒などのリスクもない点などが理由でしょうか。

特に政治家の先生への贈り物などで、癒着を疑われるようなことがない、クリーンなギフトとしても重宝されているようです。

法人間の誕生日フラワーギフトの事例をご紹介

重要顧客や取引先への法人間のフラワーギフトにはどんなものがあるのでしょう。実際に青山花茂にご依頼いただいている事例をご紹介します。

1.全国の販売ディーラーの社長の誕生日にアレンジメントをお届け(自動車メーカーの事例)

この事例はある自動車メーカーの営業企画部の方からの依頼です。自社の製品である車を売ってくれている全国の指定ディーラーの社長の誕生日に、10,000円(税別)のアレンジメントを贈られています。

年の初めにお届け先のリストをいただき、それに従って誕生日の午前中にディーラーさんのオフィス宛に花をお届けするようお手配しています。アレンジメントには、自動車メーカーの社長名を印字した札を立てて贈ります。

白いカラーのアレンジメント
自動車ブランドのイメージに合うようなアレンジメントをお届け

2.財界の関係先経営者へ還暦や喜寿などの節目に胡蝶蘭をお届け(消費財メーカーの事例)

この事例は、ある消費財メーカーの社長室からの依頼です。社長さまが懇意にされている財界の経営者の節目の誕生日に、ご自宅宛に20,000円〜50,000円(税別)クラスの胡蝶蘭をお届けしています。

オフィスではなくそれぞれのご自宅にお届けするのは、配偶者の方やご家族の方にも喜んでいただけるから、と以前お聞きしたことがあります。節目の誕生日だけでなく、叙勲のお花なども同じようにご自宅にお届けしています。

大輪胡蝶蘭とお祝い立て札の画像
還暦や喜寿などの節目の誕生日に胡蝶蘭をお届け

3.自社の広告に出演した芸能人の誕生日にアレンジメントをお届け(消費財メーカーの事例)

テレビCMなどの広告を出稿されている大企業の社長室からのご依頼です。この消費財メーカーは、商品数も多いため、たくさんの出演者さんがいらっしゃいます。それぞれのお誕生日や他のお祝いがあるたびにご依頼をいただき、芸能事務所宛にお花をお届けしています。

贈り先の方が出演したCMの商品をイメージする色味やデザインのアレンジメントをお作りしています。

黄色いラナンキュラスのアレンジメント
オレンジ色のパッケージの商品CMの出演者様にお届けした誕生日アレンジメント

4.オーナー系の経営者の誕生日にアレンジメントや胡蝶蘭をお届け

オーナー企業経営者のお誕生日に、関係先から「日頃お仕事をいただいているから」と花を贈られるケースはよくあります。オーナー系の経営者が多いのは、意思決定権が集中しているからでしょうか。これまで紹介した事例とは異なり、どちらかというと、「目上の方」を意識して送るケースですね。

これはご自宅に届ける場合とオフィスに届ける場合とさまざまで、ご自宅にお届けする場合は関係性の深さを感じさせます。品物としては、比較的手間のかからないアレンジメントや胡蝶蘭が多いでしょうか。

白い胡蝶蘭10本立
社長室に置かせていただいた10本立ちの胡蝶蘭

5.残高の大きい重要顧客にお誕生日の花束をお届け(金融機関の事例)

これは法人間のお取引というより、お届け先として個人のお客さまも含まれますが、おそらく取引残高がとても大きいお客さまのみに絞られて、金融機関の方が誕生日の花を依頼してくださるケースです。

こちらの金融機関の方は、弊社にお届けを依頼せず、常にご来店で受け取った花束を、営業マンご自身がお届けされます。そのような気遣いも先様には喜ばれるでしょう。

ヒマワリの花束
花束をピックアップした営業マンの方が直接お届け

このように、さまざまな有名企業が、ビジネスで関係のある先に誕生日の花を贈られています。

ビジネス界・政界・芸能界などで著名な方々のお誕生日にはたくさんの花が集まるのだと思いますが、受取をお断りになる方が少ない実感がありますので、法人関係でも誕生日の花贈りはおすすめです。

花を贈る際のポイントやマナーとは

予算の目安は10,000円〜

ビジネスユースでの誕生日祝いの金額に特に決まりはありません。とはいえ、せっかく誕生日にお祝いを贈るなら、お相手の立場や関係性を踏まえたプレゼントを贈りたいですよね。

仕事の取引先や法人の方に贈る誕生日祝いは、家族や友人など親しいお相手に贈る誕生日祝いよりも高くなるのが一般的です。あくまでも目安ではありますが、フラワーギフトを贈る際のお相手別の予算相場は以下になります。

友人  3,000円〜10,000円
家族  5,000円〜20,000円
一般的な取引先  10,000円〜20,000円
重要な取引先・大規模な会社など  20,000円〜50,000円

取引先の中でも、重要な取引先や大規模な会社の方に誕生日祝いを贈る際は、ワンランク上のフラワーギフトを選ぶ場合もあります。また、担当者や社長といった立場の違い関係性の深さなどによっても金額は異なりますので、そちらも考慮して予算を検討してみてください。

置く場所に配慮したサイズ選びを

アレンジメントや胡蝶蘭など、ある程度大きさのあるフラワーギフトを贈る場合は、置く場所に配慮してサイズを選ぶことがポイントです。

オフィスや店舗などに飾ることを想定するのであれば、存在感のある大きめのアレンジメントや華やかな胡蝶蘭は広い空間によく映えるのでおすすめです。

逆にご自宅など普段生活をする空間に贈る際は、大きな花を飾るほどの十分なスペースが取れないことも考えて、机や玄関に飾れる小ぶりなアレンジメントや花束を贈るのが良いでしょう。ただ、贈られる方が裕福な方であればその点も気にする必要がないのかもしれません。

贈り先によっては香りや花粉に注意が必要

花といえばその香りも魅力のひとつですが、贈り先によっては注意が必要です。例えば、飲食店の社長などに誕生日祝いを贈る場合、フラワーギフトをそのまま店舗に飾ることも想定できます。香りの強すぎるもの花粉が落ちやすい種類の花は避けた方が良いでしょう。

どのような業種の店舗・オフィスに誕生日祝いを贈るのか、生花店での注文時にご相談いただくと安心です

メッセージカードで感謝の気持ちを添えることもできます。

法人間のお祝いの花贈りの場合、立て札で肩書きや社名を記載することが多いですが、メッセージカードをつけるのも素敵です。直筆のメッセージカードを店舗に届ければ品物につけることができます。また、直筆カードの用意が難しい場合、多くの生花店で、50文字程度であれば伝えたいメッセージを印字することができます。お祝いの言葉や日頃の感謝の気持ちだけでなく、お相手とのエピソードを交えて自分なりの気持ちを込める、そんなメッセージを伝えてみましょう。ただしあまりにも文章が長いと、文字のサイズが小さくなり読みにくくなってしまう可能性があるため、なるべく簡潔にまとめるようにしてください。

3枚のメッセージカード

カジュアルな文面にするか、フォーマルな文面にするかは、お互いの関係性を考慮して選択すると良いでしょう。

社外の誕生日パーティーは事前に持ち込み確認を

さほど頻度は多くない事例ですが、企業の経営者さまが社外で誕生日パーティーを開かれるケースもあります。そこに花をお届けする場合もありますが、そのような場合、事前に持ち込みの確認を取る必要があります。パーティーの詳細について告知がない場合は、会場へ個別に問い合わせを行いましょう。

まずは花の持ち込みが可能かどうか、可能な場合は搬入の時間や設置場所を聞いておくことで、花の鮮度を保ったままスムーズな受け渡しが可能となります。

スタンド花

種類別おすすめフラワーギフトのご紹介

ひと口にフラワーギフトといっても、アレンジメントや花束など、その種類はさまざまです。そこで、法人の方の誕生日祝いにふさわしいフラワーギフトの種類選び方のポイント、そして実際に青山花茂でご用意しているおすすめの品物をご紹介します。

空間を華やかに彩るアレンジメント

届いたらすぐに飾ることができるアレンジメントは、お部屋やオフィスなどの空間を明るく彩ります。

アレンジメントはデスクに置ける小ぶりなサイズから、お部屋に存在感を与えてくれる豪華なものまで、サイズの種類がとても豊富です。贈り先の環境に合わせて、最適な品物をお選びください。

ピンクとオレンジのバラのアレンジメント
豪華な花々が贅沢に咲き競うようなラグジュアリーなアレンジメント<トリエステ>

グリーンのアンスリウムのアレンジメント
白いトルコキキョウや淡いグリーンのアンスリウムを合わせた爽やかな雰囲気のアレンジメント<ライム>

 

また、青山花茂では、花色を指定してご注文いただける季節のおまかせアレンジメントをご用意しています。フラワーデザイナーが季節の最もおすすめの花を選び、ご指定いただいた色味で美しくお作りします。

青いハイドランジア(アジサイ)のアレンジメント
黄色いバラとブルーのハイドランジアのアレンジメント
スモークツリーのアレンジメント
白いカラーやグリーンのスモークツリーのアレンジメント

お好みの色でお作りする季節のおまかせアレンジメント【ご予算・花色指定可】

※画像はお届けしたアレンジメントの一例です。

花贈りの定番、持ち運びがしやすい花束

日頃の感謝やお祝いの気持ちを伝えるのに定番の花束。

アレンジや胡蝶蘭に比べて持ち運びがしやすく、直接会って渡すのに最適なフラワーギフトです。花束選びの際は、お相手のイメージに合わせた花色を選んだり、その会社を象徴するコーポレートカラーを取り入れてみると、オリジナリティのある花束に仕上がります。

紫のトルコキキョウのブーケ
鮮やかな深い青紫のトルコキキョウが目を引く、ノーブルな雰囲気の花束<ノクターン>


大輪バラやユリなどを合わせた両手に抱えるほどの豪華なロングスタイルの花束<ラディアンテ>

 

先程ご紹介したアレンジメントと同じく、花束もお好みの花色でご注文いただくことができます。

ピンクの芍薬のブーケ
濃淡ピンクの芍薬の花束
ピンクとオレンジのバラのブーケ
ピンクのバラやオレンジのトルコキキョウの花束

お好みの色でお作りする季節のおまかせ花束【ご予算・花色指定可】

※画像はお届けした花束の一例です。

高級感のある花姿が魅力の胡蝶蘭

見た目が華やかで高級感があり、ビジネスシーンのお祝いにもよく贈られる胡蝶蘭は誕生日祝いにも最適な花です。

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。花びらが蝶の形に似ていることからこのような花言葉がつきました。大切な取引先の誕生日祝いにこそ贈りたい、縁起の良いフラワーギフトです。

白い胡蝶蘭
花つきの整った3本立ちの格調高い胡蝶蘭

黄色いミディ胡蝶蘭
淡いライムイエローの花びらが可憐なミディ胡蝶蘭<フォーチュンザルツマン>(中輪・淡い黄色・3本立)

心や記憶に残る上質な花をお贈りください

花は、いずれは枯れて消えてしまうもの。だからこそ、その瞬間の美しい花姿が儚く、心や記憶に残る贈り物となります。

ひとときの美しい花々に想いを込めて、大切な仕事の取引先のお相手へ、上質な花の贈り物は贈ってみてはいかがでしょうか。感動とともに、お相手を想う皆さまの気持ちがきっと伝わるはずです。

 

この記事の監修者

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株式会社青山花茂本店 代表取締役社長

北野雅史

1983年生まれ。港区立青南小学校、慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。幼少期より「花屋の息子」として花への愛情と知識を育む。2006年〜2014年まで戦略コンサルティングファーム A.T. カーニーに在籍。2014年、青山花茂本店に入社し、2019年より現職 (青山花茂本店 五代目)。
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この記事を書いた人

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青山花茂本店

東京・表参道にある宮内庁御用達の生花店です。花一輪一輪を大切にお作りしたアレンジメントや花束、名人達が丹精こめて育てた蘭鉢や花鉢など、最高品質のフラワーギフトを全国へお届けしています。1904年の創業時より培ってきた、花の知識やノウハウを綴っていきます。
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