お客様に「本物の花体験」を
お届けして120年

明治37年(1904年)、東京の町の外れだった青山で、
花を積んだ小さな箱車から始まった青山花茂本店は、
2024年に創業120年の節目を迎えました。

移りゆく時代の中で、扱う花や販売の仕方は変わっても、
「美しく鮮度の良い高品質の生花をご用意すること」にこだわり続けてきた120年。

現在では数少ない、最高級生花だけを扱う生花店としての誇りを胸に、
お客様の日常に、そして特別な瞬間に、「本物の花体験」をご提供する。
これから先も、その努力を真摯に続けていきます。

青山花茂本店代表取締役社長北野雅史

MESSAGE

青山花茂本店代表取締役社長北野雅史

120年の間には、震災・戦災・不況と、多くの苦難がありました。初代の北野茂吉が門前の花売りを軌道に乗せてようやく店舗を構えることができたのが創業から5年後。関東大震災を乗り越えた2代目北野豊太郎は一流店の地位を確立するも、第二次大戦で店舗と全ての番頭を失いました。3代目北野太郎は、事業をゼロから再興し、お客さまの求めに応じて全国・海外を飛び回って花材を収集し、現在の日本の花材流通の礎を築いたと聞きます。
社内に残る伝記には、それぞれの時代に廃業の危機に瀕しても、お客さまから「花茂の花が欲しい」という声に支えられて店主が奮い立ち、時の従業員と一丸となって困難を乗り越える様子が記されています。

改めて振り返ると、120年もの長きに渡り、青山表参道のこの地で生花小売という零細な商いを続けてこれたのは奇跡的なことだと思っています。120年間を支えてくださったお客さまや近隣の皆さま、市場や生産者の皆さん、歴代の店主や従業員など、全ての方へ心より感謝申し上げます。
これからも、お客さまの期待に応え、花を通じて豊かな暮らしのお手伝いができるよう、スタッフ一同、取り組んで参ります。

青山花茂本店 代表取締役 北野雅史


HISTORY

創業当初の箱車販売 大正5年の青山花茂の店舗

1904年・明治37年、徳島から上京して西園寺公望公の庭師をしていた北野茂吉が、青山善光寺の門前で花売りの行商を始め、「花茂」と名付けました。お墓の花を箱車で売っていた花茂は、いけばなの発展にも後押しされ、1916年には現在の表参道の交差点に店舗を構え、事業を拡大していきました。

戦争が激化すると従業員が徴兵で取られ、また、市場には花が入荷しないため関東近郊の農家まで花を仕入れに通うなど、仕入れも販売もままならない状態が続いたといいます。

1945年5月25日の山の手大空襲で店舗が全焼したため、戦後2年間は店舗がなく、渋谷駅のガード下の露店で花を売ったと伝わります。その後、バラック同然の店舗を構えて再起を図った場所が現在の青山花茂ビルのある土地でした。

創業当初の箱車販売 大正5年の青山花茂の店舗

SPECIAL MOVIE

THANKS ANNIVERSARY

120周年記念デザイナーズアレンジメント

※こちらの画像はイメージです。

120周年記念
デザイナーズアレンジメント

青山花茂本店のチーフデザイナーが季節の花で作る特別なアレンジメントです。
贈り物としてはもちろんのこと、ご自宅にも。期間限定の特別な品物をぜひお楽しみください。

青山花茂ロゴ入り水差し

120周年記念
ロゴ入り水差し

青山花茂本店のベーシックロゴと120周年記念ロゴが入った水差しです。手に馴染むハンドル、インテリアに調和する上質な佇まい。
花のお手入れの時間が特別になることを願ってお作りしました。

青山花茂ロゴ入り水差し

青山花茂本店120周年記念
プレゼントキャンペーン

第2回

ワイルドフラワースワッグ

創業120周年を記念し、青山花茂本店オンラインショップにて、「メルマガ購読を可」にして会員登録いただいた方の中から、抽選で3名様にワイルドフラワースワッグをプレゼントします。

120周年記念ノベルティプレゼントキャンペーン実施中

  • 手ぬぐい

    手ぬぐい

  • ボールペン

    ボールペン

  • クリアファイル

    クリアファイル

青山店の店頭でフラワーギフトをご購入いただいた方に、120周年記念ノベルティをプレゼントしています。
120周年の、今年だけの限定デザインです。皆さまのご来店をお待ちしています。

※先着順での配布となります。
※ノベルティは数に限りがございます。無くなり次第終了とさせていただきます。


SEASONAL
FLOWER GIFT

その季節に美しく咲く花を使って、フラワーギフトをお作りしています。
青山花茂のフラワーデザイナーが作り上げる、季節感豊かなアレンジメントや花束の最新の事例は、公式インスタグラムをご覧ください。

クリーム色のバラとリューココリネの花束
芍薬の床置きアレンジメント
淡いピンクのバラのボックスアレンジメント

伝統を守り、変革を続ける

青山花茂本店に伝わる店訓に、「花を捨てるか、信用を捨てるか」という言葉があります。

これは、「鮮度の落ちた花は決して販売せず、お客さまからの信用を守る」という意味で、昭和の初めに2代目豊太郎が遺したと言われています。

ご仏花、いけばな花材、フラワーアレンジメントと主力商品が変わり、店頭からオンラインへとお客さまとの接点が変遷しても、このような事業の核心を成す思想を大切にしてきたことが、長く商いを続けられた理由の一つです。

青山花茂本店は、この変化の激しい時代の中で、お客さまに喜んでいただける新たな商品やサービスを提供すべく変革を続けていきます。

一方で、「最高品質の花だけを仕入れ、鮮度管理を徹底する」という、生花小売の専門店としての本分にはこれからも決して妥協することなく、常に皆さまに「本物の花体験」をお届けできる青山花茂本店でありたいと考えています。

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