秋冬に咲く花・ネリネ

立冬を過ぎ、暦の上での季節は冬。昼夜の寒暖差や日の入りの早さに、驚かされます。
青山花茂の面している青山通りの街路樹に、ケヤキが植えられているのですが、落葉して日に日に歩道に増えていく小さな葉を見つけました。
こういった日常の何気ない出来事にも、季節の移ろいが感じられますね。

生花店で取り扱う切花では、この季節に開花する花や、暑さに弱いため夏には取り扱いが難しかった花が豊富に揃います。
ダリア、ネリネ、アマリリス、水仙など。
鉢植えでは、ベゴニア。11月下旬頃からは、シクラメンやポインセチアなどです。

特に、ネリネとアマリリスにおいては、この季節ならではと言える花。
これらの花が出回る頃になると、秋冬モードだなと感じます。

今回は、ネリネについてご紹介していきます。

 

■水の妖精の名にちなんだ花・ネリネ

青山店店頭のネリネ

ネリネの原産地は南アフリカで、球根性の多年草、ヒガンバナ科の花です。秋に発芽して茎をのばし、初冬のころ、先端に小さなユリのような花を咲かせます。

7世紀からヨーロッパで改良が進められ、日本に伝わったのは大正時代。切花としては1990年頃から利用されるようになりました。
ネリネという美しい響きの名は、ギリシャ神話の水の妖精「ネレイデス」にちなんだもの。

1本の花茎の先端に、いくつかの花が半球状に集まって(※花序)を咲かせます。先端にかけてひらひらとした形になっている花弁には輝きがあり、「ダイヤモンドリリー」と呼ばれる品種もあります。(もし、ネリネを手に入れる機会がありましたら、光にかざしてみてください。)

詳しいお客様から、「ネリネ」と「ダイヤモンドリリー」は同一なのか?というご質問をいただくことがありますが、「ダイヤモンドリリーはネリネの一種」というのが正しいとされています。ネリネには複数の原種があり、ダイヤモンドリリーと他のネリネは、品種改良の元となった原種が異なるということです。

ネリネは、切花にしても花持ちがよく、青山花茂のスタッフ曰く「ふんわりと可愛らしく」といった印象をプラスしたい時にぴったりな花なのです。

 

秋冬のいけばな作品でも、季節感豊かな花材として用いられています。
上品な淡いピンク色のネリネは、やさしい印象を与えます。

ネリネを使ったいけばな作品

(ネリネ以外にもこの季節ならではの花材を取り扱っています。商品一覧はこちら。

 

青山花茂の2019ウィンターギフトのアレンジメントや花束にも使用しています。
アマリリスやユリといったメインの花をさりげなく引き立てています。

W-1907 アレンジメント<カスケード>

 

W-1908 花束<ミストラル>

 

こちらは小ぶりながらも、さまざまなシーンにおすすめの人気のアレンジメント。
濃いピンク色のネリネは、白と違って華やかさと可憐な印象を持っています。

A-306 アレンジメント<フラウ>


ネリネの切花のお取り扱いは、10月から12月末頃まで。
これからの花贈りのシーンに、青山花茂のフラワーギフトをどうぞお選びください。

上記商品はもちろん、ご予算・ご用途に沿ってお作りすることもできます。

ご注文の際は、
「季節の花を使って可愛らしく」
「予算は○○円。グリーンの色調で高さを出してほしい」
「古希のお祝いでアレンジメントを」
などご要望をお申し付けください。

青山花茂オンラインショップはこちら
https://www.aoyamahanamohonten.jp/

お電話でのご注文はこちら
03-3400-0871

皆さまのご利用、お待ちしています。

 

次回は、同じく秋冬の花・アマリリスについてご紹介します。