夏の季節感を演出するアンスリウム

日本各地で酷暑が続く日々ですね。日本のような温帯地域では、夏は多くの植物が葉を繁らせ、太陽の日差しをいっぱいに浴びて光合成を進め成長する季節。
夏を開花の季節とする在来種の草花や木はあまり多くはありませんが、最近は、外国原産の夏を開花期とするさまざまな植物が国内で生産されるようになっています。

 

■夏に開花する花
生花店で取り扱う切花の中で、夏の季節に美しく咲く花といえば、ユリ、ヒマワリ、トルコキキョウ、リンドウ、グラジオラス、アンスリウムなどです。
また、フラワーギフトにおすすめの花鉢には、デンドロビュームやグラマトフィラムなどの蘭や、ハイビスカス、アンスリウムなどの熱帯植物の花があります。

 

■アンスリウムってどんな花?
切花としても、鉢花としても楽しんでいただけるアンスリウム。
トロピカルなイメージのデザインなどにも多用されている個性的なフォルムで、夏の代表的な花の一つです。

植物としては、沢瀉(オモダカ)目のサトイモ科。日本在来の、初夏に高原の清流に咲く水芭蕉(ミズバショウ)もその仲間です。
中央の肉穂花序(ニクスイカジョ)という突起状の小さな花の集まりを
ぐるりと包むような仏炎苞(ブツエンホウ)という部分が「花」に見えます。
原産地はコロンビアやグアテマラなどの南米の熱帯雨林で、明るい熱帯の太陽直下ではなく、ジャングルの大木の木陰に生える多年草です。

現在国内では、関東地方はじめ各地の生産者の方々が、温室の温度・湿度管理や遮光程度などのきめ細かい工夫をこらして、切花はほぼ年間を通して、鉢花は初夏を出荷のピークに、多くの種類のアンスリウムを生産しています。

苞の色は、赤がポピュラーですが、白、ピンク、バイオレット、グリーン、ピンクと白のグラデーションやマーブル模様など、さまざまな品種があり、大きさもお子さんの手のひらほどの小さなものから、団扇ほどの大きなものまで多様です。

 

■いけばなの作品でも用いられるアンスリウム
大きな苞の、ユニークな色や形の品種は希少で、そのアートのような造形は、いけばな作品にも独特の効果をもたらしています。

 

■青山花茂のアレンジメントにもよく使われています
フラワーアレンジメントのデザインでは、その光沢のある個性的な花色と形により、リズミカルな雰囲気のデザイン効果を生み出します。
ヒマワリなど他の夏の花との相性も良く、季節感豊かな明るい雰囲気のアレンジメントに仕上がります。

アレンジメント<グリーンサンシャイン>

 

■サマーギフトなどによく贈られる鉢植えタイプも
そして鉢花のアンスリウムは夏のインテリアグリーンに最適。
本来樹下に咲く花ですので、戸外の直射日光の下ではなく、半日陰が適した環境です。窓辺のレースのカーテン越しの日光の届くような場所に置いて、お部屋の中で楽しめます。

ポップなインテリアテイストには赤いアンスリウム。
クールな背景には白いアンスリウムはいかがでしょう。
心地よい季節感を演出できます。

アンスリウム(赤)
アンスリウム(白)

人気の観葉植物と組み合わせて寄せ植えにした、サマーグリーンの寄せ植えもございます。

サマーグリーンの寄せ植え

パブリックスペースにも、ご自宅にも、夏を涼しげに彩るトロピカルな演出となる、おすすめの花鉢です。

お手入れもしやすく、次々と花茎を伸ばして咲く様子も好ましいアンスリウムを、夏のフラワーギフトにどうぞお選びください。


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